“本質”で選ばれる会社を目指して。
弊社が平成7年（1995年）に創業した当時は、バブル崩壊の余波で、業界全体が不景気のどん底の時でした。新参者の零細工事業者には、仕事なんて来ないのが当たり前。しばらくは、苦しい時期が続きました。いま思えば、ずいぶんとチャレンジングなタイミングで起業したものです。
そんな苦しい時代を乗り越えることができたのは、ひとえに人とのご縁のおかげです。仕事がなか取れない中でも、一度お仕事させていただいたお客さまからは、続けてご依頼をいただけることが多く、また、新しいお客さまをご紹介してくださることもありました。その積み重ねで、徐々にお得意さまが増えていき、いつしかコンスタントにお仕事をいただけるようになってきたのです。
そうして、創業10年目あたりからは、官公庁の入札案件をいただけるようになり、そこからはずっと業績も安定。おかげさまで、令和7年（2025年）5月には30周年を迎えます。本当に、ご縁をつないで助けてくださった皆々さまには、どれほど感謝しても感謝しきれません。
私は、お仕事をいただくために、利益を度外視した値下げや過度な接待といった、なりふりかまわない営業活動をしたことはありません。そういった“本質”から外れた努力で仕事を得るやり方では、長く続けることはできない。仕事の“本質”で選んでいただくことだけを目指そう。創業当初から、そう心に誓っていたのです。なかなか仕事が獲れない時期が続いていても、その方針を曲げようと思ったことはありませんでした。
そして、運よくお仕事をいただけた時には、「お客さまから求められていることに応えるのは当たり前。求められていること以上に、もっとお役に立てることがあるのではないか？」と、100％以上で対応してきました。一度お仕事をしたお客さまからリピートしていただけたり、新たなお客さまのご紹介をいただけることが多かったのは、そういった弊社のやり方を評価していただけたからだと、自負しています。もしも苦しい時期に、なりふり構わない営業で目先の契約を追いかけていたとしたら、今日、かずさ總建はきっとなかったと思います。
2024年7月
代表取締役
WISH,HOPE,MESSAGE
お客さまに、願うこと
“本質”で、選んでいただけるお客さまに、これからもたくさん出会えますように。そして末長く続く、いい関係を築けますように。
“本質”で選んでくださるお客さまと、お付き合いができること。そして、信頼に応える仕事を成し遂げ、「かずさ總建を選んで良かった」とご満足いただけることが、私どもの何よりの幸せです。
社員に、期待すること
“日々、必ず誰かの役に立つことを目指しながら、働いてください。
技術や知識があっても、手前勝手に使うだけでは意味がありません。誰かの役に立ち、評価される。それが仕事というものです。誰かの役に立てたという実感は、大きな喜びになります。その喜びを日々味わえる、幸せな仕事人になってください。
同業界の皆さまに、伝えたいこと
共に、変わりましょう。
「3K」というイメージなど、業界としての課題はさまざまあります。しかし、課題があるということのは、のびしろがあるということ。「これまでずっとそうだったから」「どの会社もそうだから」といった既存概念を打破し、「こうあるべき」を追求していきましょう！